オートバックスのドラレコ持ち込み取り付け費用と注意点 | のいぼうラボ
オートバックスのドラレコ持ち込み取り付け費用と注意点

のいぼうラボ イメージ

※本ページはプロモーションが含まれています

防犯関連グッズ

オートバックスのドラレコ持ち込み取り付け費用と注意点

 

インターネット通販などでドライブレコーダーをお得に手に入れたものの、その取り付け方法に悩んでいませんか。

そもそもドライブレコーダーって何ですか?という基本的な疑問から、ドライブレコーダーの相場価格はいくら位?といった費用面、さらに、ドラレコ取り付けを自分でするリスクと注意点についても気になるところです。

専門業者に依頼する場合、ドライブレコーダーの取り付け工賃はディーラーでいくらになるのか、あるいはイエローハットとの比較も知りたいところでしょう。

多くの方が検討するオートバックスでドライブレコーダーを取り付ける工賃は、店舗で買うか持ち込むかで変わるのか、そしてオートバックスのドライブレコーダー持ち込み工賃の具体的な金額や、ドラレコ取り付け費用オートバックスでの総額はいくらになるのか。

また、オートバックスでドラレコの取り付けは当日可能なのか、最終的にドライブレコーダー取り付けを安く済ませるにはどうすれば良いのか。

この記事では、これらのあらゆる疑問に、専門的な情報源を基に分かりやすくお答えしていきます。

 

記事のポイント

  • オートバックスでの持ち込み取り付けにかかる費用の内訳
  • ディーラーやイエローハットなど他社との工賃比較
  • 自分で取り付ける(DIY)際のリスクと法的な注意点
  • 自身の状況に合った最も合理的な取り付け方法の選び方

 

目次

ドライブレコーダー取り付け、オートバックス持ち込みの基本

ドライブレコーダー取り付け、オートバックス持ち込みの基本


のいぼうラボ イメージ

 

この章では、ドライブレコーダーの基礎知識からDIYのリスク、専門業者での工賃まで解説します。

取り付けを検討し始めた方が抱く「そもそも」の疑問を解決し、最適な方法を選ぶための基本情報がわかります。

 

ポイント

  • そもそもドライブレコーダーって何ですか?
  • ドライブレコーダーの相場価格はいくら位?
  • ドラレコ取り付けを自分でするリスクと注意点
  • ドライブレコーダーの取り付け工賃はディーラーで?
  • オートバックスでドラレコの取り付けは当日可能?
  • ドライブレコーダー取り付けを安く済ませるには

 

そもそもドライブレコーダーって何ですか?

そもそもドライブレコーダーって何ですか?


のいぼうラボ イメージ

ドライブレコーダーは、もはや単に走行中の風景を記録する車載カメラではなくなりました。

かつては一部の自動車愛好家や業務用車両の装備というイメージがありましたが、現在では、交通事故や社会問題としても広く認知された「あおり運転」など、予期せぬトラブルから自身を守るための、すべてのドライバーにとっての必須装備と言える存在へと進化しています。

その本質的な価値は、万が一の事態が発生した際に、客観的な状況証拠を確保する能力にあります。

 

日本自動車連盟(JAF)によると、ドライブレコーダーは車両に衝撃が加わった際、その前後の映像や音声を自動的に記録する装置と定義されています。

この「衝撃」を検知するのが、一般的に「Gセンサー(加速度センサー)」と呼ばれる機能です。

急ブレーキや衝突時の物理的な変化を感知し、その瞬間の前後を含む映像ファイルを、通常の繰り返し録画で上書きされにくい特別なフォルダに自動で保存する仕組みになっています。

また、GPS機能が搭載されたモデルであれば、映像と同時に日時や自車の位置、走行速度といった情報も記録されるため、事故状況の正確な再現に大きく貢献します。

これらの機械的に記録された情報は、当事者の記憶に頼る証言よりも信頼性が高いと評価される場面が多くあります。 出典:JAF クルマ何でも質問箱

 

主な役割とメリット

ドライブレコーダーが持つ役割は非常に多岐にわたり、ドライバーに多角的な安心を提供してくれます。具体的にどのような場面でその価値を発揮するのかを見ていきましょう。

 

交通事故における客観的な証拠として

第一に、交通事故における強力な証拠能力が挙げられます。

例えば、交差点での信号の色が赤だったか青だったか、相手車両が合図なしに急な車線変更をしてきたかなど、当事者同士の記憶が曖昧であったり、主張が真っ向から対立したりするケースは少なくありません。

このような場面で、映像記録は極めて客観性の高い「第三の目撃者」として機能します。

これにより、感情的な対立を避け、事実に基づいた円滑な事故処理や、保険会社による適正な過失割合の算定が期待できます。

 

危険運転に対する抑止と自己防衛

第二に、悪質な「あおり運転」に対する抑止効果と記録です。

「ドライブレコーダー録画中」というステッカーの表示や、ルームミラー越しに見えるカメラの存在自体が、後続車のドライバーに「常に見られている」という心理的なプレッシャーを与えます。

これが、不必要な接近や威嚇といった危険な運転行為を未然に防ぐ一助となり得ます。

万が一被害に遭ってしまった場合でも、その一部始終を記録した映像は、ナンバープレートや運転者の特徴と共に、警察への通報や弁護士への相談の際に、自身の主張を裏付ける決定的な証拠となります。

 

運転中以外も守る駐車監視機能

近年の多くのモデルには、エンジン停止中も車両を見守る「駐車監視機能」が搭載されています。

これにより、ショッピングセンターの駐車場などでの当て逃げや、夜間の車上荒らし、あるいは隣の車からのドアパンチといったトラブルの証拠を記録できる可能性が高まります。

運転中だけでなく、愛車から離れている時間のリスクにも備えることができるのは、大きな安心材料です。

 

安全運転意識の向上と運転の振り返り

他にも、自身の運転を客観的に見返すことによる安全運転意識の向上という、副次的なメリットがあります。

自分では気づきにくい運転の癖(例えば、無意識のうちに車間距離が詰まっている、交差点での確認が甘いなど)を発見し、改善するきっかけになります。

また、家族を乗せて運転する際に、ドライブレコーダーが作動しているという事実が、より丁寧で安全な運転を心がける動機付けにもつながります。

さらに、美しい景色のドライブコースを走行した際の映像を保存し、旅の思い出として楽しむといった活用法もあります。

 

ドライブレコーダーの相場価格はいくら位?

ドライブレコーダーの相場価格はいくら位?


のいぼうラボ イメージ

ドライブレコーダーの本体価格は、搭載されている機能や性能によって大きく異なります。

そのため、自身のニーズや予算に合わせて適切なモデルを選ぶことが大切です。

例えば、主に日中の市街地走行で万が一に備えたいのか、あるいは夜間の高速道路や暗い道での運転が多いのか、ご自身の運転環境を考慮することで、必要な機能と適切な価格帯が見えてきます。

価格帯は、数千円で購入できる基本的なモデルから、5万円以上する高機能なモデルまで幅広く存在します。

 

価格を決定する主な機能と性能

価格帯を左右するのは、主にカメラの数や映像の性能です。

以下に、価格に影響を与える代表的な要素を解説します。

 

カメラの数と種類

最も分かりやすい価格差の要因は、カメラの数と撮影範囲です。

2025年7月時点での一般的な価格相場を機能別に見ていくと、まず前方の映像のみを記録するシンプルな「前方1カメラタイプ」であれば1万円前後から見つけることができます。

一方で、現在の主流となっているのは、後方からの追突やあおり運転も記録できる「前後2カメラタイプ」で、こちらは2万円から4万円程度が中心価格帯です。

より広範囲のリスクに備えたい方に選ばれています。

さらに、車内や車両側面の状況まで記録できる「360度カメラ」や、前方・後方・車内を同時に撮影する「3カメラタイプ」といったモデルは、4万円から6万円程度がひとつの目安となります。

これらのモデルは、側面からの幅寄せや駐車中のドアパンチ、さらには同乗者との間で万が一トラブルがあった場合など、より複雑な状況に対応できる点が特徴です。 出典:チューリッヒ保険会社 ドライブレコーダーの取り付け

 

映像の鮮明さを決める画質と夜間補正

価格差が生まれるもう一つの大きな要因が「画質」です。

現在ではフルHD(約200万画素)が標準的ですが、事故相手のナンバープレートや周囲の状況をより鮮明に記録したい場合は、WQHD(約370万画素)や4K(約800万画素)といった高解像度モデルが有効です。

当然、解像度が高いほど価格も上昇する傾向にあります。

また、夜間の撮影能力も価格を左右する重要なポイントです。

ソニー社の高感度イメージセンサー「STARVIS™(スタービス)」を搭載したモデルや、HDR(ハイダイナミックレンジ)/WDR(ワイドダイナミックレンジ)といった、トンネルの出入り口などで発生しがちな映像の白飛びや黒つぶれを補正する機能を持つ製品は、暗所でも比較的鮮明な映像を記録できますが、その分価格も高くなります。

 

付加機能の有無

この他にも、駐車中の当て逃げなどに備える「駐車監視機能」や、車線逸脱・前方衝突などを警告する「安全運転支援機能」といった付加価値の高い機能が搭載されているかも価格に影響します。

 

これらの価格はあくまで本体のみの参考であり、取り付けを専門業者に依頼する場合は、別途「取り付け工賃」が発生することを念頭に置く必要があります。

この工賃も、依頼する業者や電源の取り方によって大きく変動するため、製品を選ぶ際は本体価格だけでなく、取り付けまで含めた「総額」で予算を考えることが、後悔しないための大切なポイントです。

 

ドライブレコーダー 前後2カメラ コムテック ZDR055 日本製

 

ドラレコ取り付けを自分でするリスクと注意点

ドラレコ取り付けを自分でするリスクと注意点


のいぼうラボ イメージ

取り付け工賃を節約するために、自分で作業を行うDIY(Do-It-Yourself)という選択肢も考えられます。

数千円から時には数万円に及ぶ工賃をゼロにできるのは大きな魅力ですが、車の内装(トリム)の脱着や、電気系統に関する基礎知識、そして適切な工具がないまま作業に臨むと、いくつかの重大なリスクが伴います。

車両内装・安全装置への損傷

配線を隠すために、ダッシュボード周辺のパネルやAピラー(フロントガラス横の柱)のカバーなどを取り外す作業が必要です。

この際、専用の工具(内張りはがし)を使わずにマイナスドライバーなどで無理にこじ開けようとすると、部品を固定しているプラスチック製のクリップを破損したり、パネル自体に傷を付けたりする可能性があります。

破損した部品の交換には、結局プロの作業が必要となり、節約した工賃をはるかに上回る費用がかかることも少なくありません。

さらに重要な点として、近年多くの車両では、Aピラー内部にサイドカーテンエアバッグが格納されています。

この部分のカバーを知識なく取り外したり、配線を不適切に固定したりすると、万が一の事故の際にエアバッグが正常に展開せず、乗員の安全を著しく損なう可能性があります。

 

致命的になり得る電気系統のトラブル

最も注意すべきは電気系統の扱いです。

特に、配線をすっきり見せるためにヒューズボックスから電源を取る場合、検電テスターなどの専用工具を用いて、どのヒューズがどの電源(常時電源、ACC電源など)に対応しているかを正確に把握する必要があります。

エアバッグやエンジン制御に関わる重要な系統から誤って電源を取ると、走行そのものに支障をきたす恐れもあります。

また、配線作業中に誤って車両の金属部分に触れさせてショートさせてしまうと、ヒューズが飛ぶだけでなく、最悪の場合は車両火災につながる危険性も指摘されています。

加えて、駐車監視機能のつもりがなくても、誤って常時電源に接続してしまうとバッテリー上がりの原因となり、翌朝エンジンを始動できなくなるという事態を招きます。

 

法的・機能的な問題を引き起こす設置ミス

ドライブレコーダーのフロントガラスへの取り付け位置は、運転者の視界を妨げないよう、国土交通省の定める「道路運送車両の保安基準」によって厳格に定められています。

具体的には「フロントガラスの上縁から、ガラス開口部の高さの20%以内の範囲」または「ルームミラーの裏側など、運転者の視界を妨げない範囲」とされています。 出典:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2023.6.5】 第39条(窓ガラス) - 国土交通省

 

この基準に適合しない位置に取り付けた場合、次回の車検に通らないだけでなく、信号機などが見えにくくなり、安全な運転の妨げとなる可能性があります。

加えて、機能面での失敗もよく見られます。

例えば、ワイパーの拭き取り範囲外にカメラを設置してしまい、雨天時に水滴で映像が不鮮明になり、肝心な場面で証拠として役に立たなかったというケースです。

また、リアカメラの配線をリアハッチの蛇腹ゴムホース内に通す作業は特に難易度が高く、無理な作業は雨漏りや配線の断線の原因にもなり得ます。

 

見た目と安全を損なう配線処理

配線を内張りにうまく隠せず、運転席の足元などにケーブルが垂れ下がった状態になってしまうことも、DIYでよくある失敗です。

これは見た目が悪いだけでなく、運転中にブレーキペダルやアクセルペダルに絡まると思わぬ事故につながる大変危険な状態です。

また、乗降時にケーブルを足で引っかけてしまい、ドライブレコーダー本体の落下や接続端子の破損を招くこともあります。

 

これらのリスクを総合的に考慮すると、多くの方にとっては専門業者に依頼することが、結果的に最も安全で確実な方法と言えるでしょう。

「節約できる数万円の工賃」と、「失敗した場合に発生しうる高額な修理費用や、何物にも代えがたい安全上のリスク」を天秤にかけたとき、プロの知識と技術に費用を払うことは、安心を手に入れるための賢明な投資と考えることができます。

 

ドライブレコーダー 前後2カメラ コムテック ZDR018

 

ドライブレコーダーの取り付け工賃はディーラーで?

ドライブレコーダーの取り付け工賃はディーラーで?


のいぼうラボ イメージ

新車購入時などに最も安心感のある選択肢として、正規ディーラーへの依頼が挙げられます。

しかし、その工賃は他の業者と比較して高額になる傾向があり、メリットとデメリットを正しく理解しておくことが大切です。

 

ディーラーに依頼する最大のメリット:圧倒的な安心感

ディーラーでの取り付けが提供する価値は、単なる作業の正確さだけではありません。

 

第一に、メーカー基準の高い作業品質が保証されます。

ディーラーの整備士は、メーカーが定めた正規の整備マニュアルに沿って作業を行います。

エアバッグの展開を妨げない配線の取り回しや、重要な電子制御ユニットを避けた設置など、その車種の構造を完全に理解した上で、最も安全な方法で取り付けが進められます。

 

第二に、車両保証との連携です。純正品やディーラー推奨品を取り付けた場合、ドライブレコーダー本体や取り付け作業に起因する万一の不具合が、新車保証などの車両全体の保証に含まれるケースが多いです。

これは他の業者にはない、非常に大きなメリットと言えます。

 

第三に、手続きの簡便さも魅力です。

特に新車購入と同時に依頼すれば、納車の時点ですべての作業が完了しています。

購入後に改めて業者を探したり、作業のために時間をとって車を預けたりする必要がなく、手間が一切かかりません。

 

デメリットと注意点:費用と柔軟性の課題

一方で、ディーラーへの依頼を検討する際には、いくつかの点を理解しておく必要があります。

 

最大のポイントは、高額な費用設定です。

工賃は一般的に15,000円から50,000円以上と、カー用品店などに比べて高めに設定されていることが多いようです。

この価格には、前述した高い品質管理や手厚い保証体制を維持するためのコストが反映されていると考えることができます。

 

また、持ち込みに対する厳しい姿勢も特徴です。

多くのディーラーでは、顧客が外部で購入した製品の「持ち込み」取り付けに対応していないか、対応可能であっても通常より大幅に割高な工賃が適用される場合があります。

その背景には、持ち込み品が車両の電気系統に適合するか保証できないことや、取り付け後に不具合が生じた際に、原因が製品側にあるのか作業側にあるのかの切り分けが困難になり、責任問題が複雑化することを避ける目的があります。 出典:ドライブレコーダーの取付業者と工賃を比較!

 

加えて、製品選択の自由度が低い点も考慮すべきです。取り付け可能な製品は、基本的に純正品やディーラーが指定する数少ないオプション品に限られます。

そのため、インターネットで話題の最新機種や、特定の機能に特化したモデル、コストパフォーマンスに優れた製品などを自由に選びたいユーザーにとっては、不向きな選択肢となる場合があります。

 

以上の点を踏まえると、ディーラーでの取り付けは、特に車の専門知識に自信がなく、費用よりも信頼性と安心感を最優先したい方、あるいは新車の保証を最大限に活用したいと考える方にとって最適な選択肢となります。

その費用は、単なる取り付け作業への対価ではなく、メーカー基準の品質、手厚い保証、そして手続きの手軽さまで含んだ「安心のパッケージ料金」と捉えることができるでしょう。

 

ドライブレコーダー 前後2カメラ ユピテル Y-116c

 

オートバックスでドラレコの取り付けは当日可能?

オートバックスでドラレコの取り付けは当日可能?


のいぼうラボ イメージ

「ドライブレコーダーが急に必要になった」「点検のついでに、今日取り付けたい」など、思い立ったその日に作業を完了させたいと考えることもあるでしょう。

オートバックスでドライブレコーダーの取り付けを依頼する場合、当日の作業が可能かどうかは、店舗の混雑状況やピットの空き状況に大きく左右されます。

 

当日作業を左右する3つの要因

予約なしでの当日作業が難しい主な理由として、以下の3つの要因が挙げられます。

 

第一に、ピットの予約状況です。

これが最大の要因であり、特に週末や祝祭日、オイル交換などのセール期間中は、ピットの作業スケジュールが数週間先まで予約で埋まっていることも珍しくありません。

 

第二に、作業時間の確保の問題があります。

ドライブレコーダーの取り付けは、単純な前方カメラでも1時間程度、前後カメラや駐車監視機能の配線が伴う場合は2時間から3時間以上かかることもあります。

このまとまった作業時間を、予約客で埋まったスケジュールの中に新たに割り込ませることは、物理的に非常に困難です。

 

第三に、製品と適合部品の在庫状況です。

取り付けたい製品が店舗に在庫としてあっても、お乗りの車種によっては、取り付けに専用のパネルや変換ケーブルなどの追加部品が必要になるケースがあります。

これらの部品が店舗に在庫しておらず、取り寄せとなる場合は、当然ながら当日の作業は不可能となります。

 

事前予約がもたらす確実性と時間的メリット

このような不確実性を避けるために、オートバックスでは公式アプリやウェブサイト、または電話でのピット作業予約を強く推奨しています。

事前予約には、以下のような大きなメリットがあります。

 

まず、確実な作業枠を確保できる点です。事前に日時を確定させることで、当日は確実に作業を行ってもらえます。

「せっかく店に行ったのに作業を断られた」という事態を避けることができます。

次に、作業進行がスムーズになる点です。

予約時に車種や取り付け希望の製品(持ち込みの場合はその型番など)を伝えておくことで、店舗側も事前の準備ができます。

これにより、来店後の受付から作業開始までの流れが非常に円滑になります。

そして、計画的に時間を使える点も挙げられます。

作業にかかる時間の目安が事前に分かるため、作業中は店内で他の商品を選んだり、近隣で買い物を済ませたりと、待ち時間を無駄にすることなく有効に活用できます。

 

以上のことから、オートバックスでのドライブレコーダー取り付けは、飛び込みでの当日作業は「運が良ければ可能」という程度に考え、確実性を求めるのであれば事前予約が最善の策と言えます。

特に、製品を持ち込みで取り付けたい場合は、適合確認などに時間がかかる可能性もあるため、事前の相談と予約は必須と考えるべきでしょう。

取り付けを思い立ったら、まずは店舗に足を運ぶ前に、公式アプリや電話でピットの空き状況を確認することをお勧めします。 出典:カーナビ・ドライブレコーダーなどのカーエレクトロニクスのことならオートバックス

 

DRV-EM4800 ケンウッド デジタルルームミラー型ドライブレコーダー

 

 

ドライブレコーダー取り付けを安く済ませるには

ドライブレコーダー取り付けを安く済ませるには


のいぼうラボ イメージ

高機能なドライブレコーダーを選びたいけれど、その分、取り付け費用は賢く節約したい、と考えるのは当然のことです。

ドライブレコーダーの取り付け費用をできるだけ抑えたい場合、いくつかの方法が考えられます。

それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

ここでは、単に安い業者を探すだけでなく、賢く費用を管理するための具体的な戦略と選択肢を解説します。

 

基本戦略:相見積もりで比較検討する

専門業者に依頼する中で費用を抑えるには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が最も基本的な戦略となります。

「持ち込み」での取り付けは、業者によって料金体系が大きく異なり、店舗ごとの方針も一様ではありません。

そのため、A店では高額な見積もりでも、B店では手頃な価格を提示される、といったケースは十分に起こり得ます。

電話やウェブサイトの問い合わせフォームを利用して、手間を惜しまずに複数の選択肢を比較することが、無駄な出費を避けるための鍵となります。

 

選択肢①:利便性と価格を両立する出張取り付けサービス

近年、新たな選択肢として注目されているのが、整備士が自宅や指定の駐車場まで来て作業をしてくれる「出張取り付けサービス」です。

これらのサービスは、インターネットで購入した製品の持ち込み取り付けを専門としている場合が多く、店舗型のカー用品店に比べて工賃が安価に設定されていることがあります。

店舗維持費などがかからないビジネスモデルのため、価格競争力が高い場合があります。

また、店舗への往復時間やガソリン代、店舗での待ち時間といった「見えないコスト」も節約できる点は大きなメリットです。

ただし、サービス提供エリアが限定されていることや、作業にはある程度の広さを持つ駐車場が必要になること、雨天など天候によっては作業が延期になる可能性がある点には注意が必要です。 出典:ドライブレコーダー取り付け工賃はどこが安い? - くらしのマーケット

 

選択肢②:地域密着型の独立系整備工場

また、地域の独立系整備工場の中には、大手チェーン店よりも柔軟な価格で持ち込み取り付けに対応してくれる場合があります。

ただし、技術力やサービスの質は店舗によって差があるため、インターネットの口コミなどを参考に、信頼できる工場を探す必要があります。

Googleマップのレビューや地域の情報サイトを確認したり、車に詳しい知人に紹介してもらったりするのが有効です。

問い合わせる際は、「車種」「取り付けたいドライブレコーダーの正確な型番」「駐車監視機能の有無」といった情報を正確に伝えることで、スムーズかつ精度の高い見積もりを得ることができます。

 

選択肢③:製品選びの段階で費用をコントロールする

実は、取り付け費用は製品選びの段階からある程度コントロールすることが可能です。

例えば、電源をシガーソケットから取るタイプのドライブレコーダーは、車両のヒューズボックスから直接電源を取るタイプに比べて取り付け作業が簡単なため、工賃が安くなる傾向にあります。

もし駐車監視機能が不要であれば、シガーソケット給電のシンプルなモデルを選ぶことが、結果的に総額を抑えることに直結します。

 

最終的に、製品の本体価格だけでなく、取り付け工賃まで含めた総額で比較検討することが、費用を抑えるための最も合理的なアプローチです。

そして、その際には金額だけでなく、「手間」「時間」「信頼性」といった非金銭的な価値も考慮に入れることが大切です。

「最も安い」選択が、必ずしもご自身の状況にとって「最も良い」選択とは限りません。

これらの要素を総合的に判断することで、満足度の高い選択が可能になります。

 

ドライブレコーダー取り付け、オートバックス持ち込み費用

ドライブレコーダー取り付け、オートバックス持ち込み費用


のいぼうラボ イメージ

この章では、オートバックスでの取り付け費用を具体的に解説します。

店舗購入時の工賃や総額、気になる持ち込み料金、さらにイエローハットとの比較まで、費用に関するあらゆる情報を網羅しています。

 

ポイント

  • オートバックスでドライブレコーダーを取り付ける工賃
  • ドラレコ取り付け費用オートバックスでの総額
  • オートバックスのドライブレコーダー持ち込み工賃
  • ドライブレコーダー取り付け工賃イエローハット比較
  • 結論:ドライブレコーダー取り付けオートバックス持ち込み

 

オートバックスでドライブレコーダーを取り付ける工賃

オートバックスでドライブレコーダーを取り付ける工賃


のいぼうラボ イメージ

オートバックスでドライブレコーダーを購入し、そのまま取り付けを依頼する場合の工賃は、取り付けるカメラのタイプや追加する機能によって異なります。

基本的な取り付けから、より高度な設定まで、ニーズに応じたサービスが提供されています。

2025年7月時点のオートバックス公式サイトの情報を参考にすると、基本的な工賃の目安は以下の通りです。

 

基本取り付け工賃

シガーソケットから電源を取る場合の基本的な作業費です。配線をできるだけ目立たないように隠す作業も、この基本工賃に含まれています。

表1: オートバックスにおけるドライブレコーダー取り付け基本工賃の目安

カメラタイプ工賃(税込)作業時間の目安
前方1カメラ6,050円~約30分~
前後2カメラ16,500円~約60分~
360°カメラ(1カメラタイプ)6,050円~約30分~
3カメラ19,800円~約90分~

出典:ピットサービス料金(基本工賃) - オートバックス公式サイト

 

追加オプション料金について

より便利な機能を追加する場合や、特殊な配線が必要な場合には、基本工賃に加えて以下のオプション料金が発生します。

表2: 主な追加オプション料金の目安

オプション内容追加料金(税込)備考
駐車監視機能のための配線5,500円~車両ヒューズボックスから直接電源を取る「電源ソケット裏取り」作業です。
輸入車・特殊車両5,500円~内装の取り外しなどが複雑な場合に発生する追加工賃です。
持ち込み取り付け通常工賃の1.5倍~他店で購入した製品を取り付ける場合の割増料金です。

 

  • 駐車監視機能のための配線:
    エンジン停止中も録画を続ける駐車監視機能を利用するためには、車両のヒューズボックスから直接電源を取る必要があります。
    この作業は「電源ソケット(裏取り)」というオプションメニューに該当し、基本工賃に加えて5,500円(税込)~の追加料金が必要です。
  • 輸入車や特殊車両の場合:
    一部の輸入車や特殊な構造を持つ国産車は、内装の取り外しなどに専門的な知識や追加の作業が必要となるため、別途追加工賃(5,500円(税込)~)が発生する場合があります。
  • 持ち込みでの取り付け:
    オートバックス以外で購入したドライブレコーダーを持ち込んで取り付けてもらうことも可能です。
    ただし、その場合の工賃は通常の1.5倍~となることが一般的です。
    正確な料金については、事前に店舗への確認が必要です。

 

取り付けを依頼する際の注意点

最終的な料金の確定

上記の料金はあくまで目安です。最終的な合計金額は、お車の状態やドライブレコーダーの機種、必要なオプション作業などを店舗スタッフが確認した上で確定します。

 

予約の推奨

ドライブレコーダーの取り付けは、店舗の混雑状況によって待ち時間が長くなることがあります。

スムーズに作業を進めるためにも、事前にウェブサイトやアプリ、電話でピット作業の予約をしておくことを強くお勧めします。

 

店舗による料金の違い

表示されている工賃はオートバックスグループの基本的な料金であり、店舗によっては料金が異なる場合があります。詳細はお近くの店舗に直接お問い合わせください。

 

ご自身の車と希望するドライブレコーダーの機能に合わせて、事前に店舗へ相談し、見積もりを取ることで安心して取り付けを依頼できるでしょう。

 

ミラー型ドライブレコーダー ZDR048+CDOP-01P 駐車監視コードセット コムテック

 

ドラレコ取り付け費用オートバックスでの総額

ドラレコ取り付け費用オートバックスでの総額


のいぼうラボ イメージ

ドライブレコーダーの取り付けに最終的にかかる総費用は、「本体価格」と「取り付け工賃」、そして必要に応じた「オプション料金」の3つの要素の合計で決まります。

オートバックスで製品購入から取り付けまでを一度に行う場合の総額について、具体的な例を交えながら詳しく見ていきましょう。

 

総額費用の内訳

総額を構成する主な内訳は以下の通りです。

表3: ドライブレコーダー取り付け総額の内訳

費用項目価格帯の目安備考
【A】本体価格10,000円~70,000円以上カメラの数や性能(画質、GPS、Wi-Fiの有無など)によって大きく変動します。
【B】基本取り付け工賃6,050円~19,800円以上カメラタイプによって異なります。
【C】オプション関連費用3,000円~20,000円以上駐車監視用ケーブル代、高耐久SDカード代、追加工賃などが含まれます。
総費用【A】+【B】+【C】の合計
  1. ドライブレコーダー本体の価格: 機能やカメラの数によって価格は大きく異なります。
    • 前方1カメラ: 10,000円~30,000円程度
    • 前後2カメラ: 20,000円~50,000円程度
    • 360°カメラや3カメラモデル: 40,000円~70,000円以上
  2. 基本取り付け工賃: シガーソケットから電源を取る場合の基本的な作業費です。
    • 前方1カメラ / 360°カメラ: 6,050円~
    • 前後2カメラ: 16,500円~
    • 3カメラ: 19,800円~
  3. オプション料金: 追加機能や特殊な作業に伴う費用です。
    • 駐車監視機能のための配線作業費: 5,500円~(ヒューズボックスから電源を取る場合)
    • 駐車監視用ケーブル代: 3,000円~8,000円程度(製品により異なる)
    • 高耐久microSDカード代: 3,000円~10,000円程度(長時間録画や高画質録画に必要)
    • 輸入車などの追加工賃: 5,500円~

 

パターン別・総額費用のシミュレーション

選ぶモデルやオプションによって総額は大きく変わります。

ここでは3つのパターンでシミュレーションしてみます。

表4: パターン別・総額費用シミュレーション

パターン想定モデル本体価格(目安)工賃・オプション(目安)総額(目安)
A:コスパ重視前方1カメラ15,000円6,050円(基本工賃)21,050円~
B:人気・標準前後2カメラ30,000円16,500円(基本工賃)46,500円~
C:高機能・フル装備360°+リアカメラ+駐車監視50,000円27,000円(基本工賃+駐車監視関連)77,000円~

パターンA:コストを抑えて基本的な前方録画をしたい場合

  • 本体: 前方1カメラモデル(15,000円)
  • 工賃: 基本工賃(6,050円~)
  • 合計: 約21,050円~

パターンB:人気の前後2カメラを基本設定で取り付ける場合

  • 本体: 前後2カメラモデル(30,000円)
  • 工賃: 基本工賃(16,500円~)
  • 合計: 約46,500円~

パターンC:高機能モデルに駐車監視機能を追加するフル装備の場合

  • 本体: 360°+リアカメラモデル(50,000円)
  • 工賃: 基本工賃(16,500円~ ※前後2カメラに準ずる場合)
  • オプション:
    • 駐車監視用ケーブル(5,000円)
    • 駐車監視配線工賃(5,500円~)
  • 合計: 約77,000円~

このように、最低限の構成であれば2万円台から可能ですが、現在主流となっている前後録画や駐車監視機能まで含めると、総額は5万円から7万円、あるいはそれ以上になることも想定されます。

 

正確な総額を知るために

最終的な費用は、選ぶ製品、お乗りの車種(特に輸入車や一部の国産車は追加工賃がかかる可能性があります)、そして追加したいオプションによって細かく変動します。

また、オートバックスではセールやキャンペーンで特定モデルが割引になったり、取り付け工賃込みの特別パッケージが用意されたりすることもあります。

 

したがって、後から「想定より高くなった」という事態を避けるためにも、購入前に必ず店舗のスタッフへ相談し、ご自身の車に合わせた正式な見積もりを依頼することが、正確な総額を把握する上で最も確実な方法です。

 

ユピテル Y-3200 marumie 全方向3カメラドライブレコーダー

 

オートバックスのドライブレコーダー持ち込み工賃

オートバックスのドライブレコーダー持ち込み工賃


のいぼうラボ イメージ

インターネット通販のセールや、友人から譲り受けたものなど、オートバックス店舗以外で購入したドライブレコーダーの取り付けを依頼することも可能です。

しかし、その場合の工賃は、店舗で製品を同時購入した場合とは異なる、割高な料金体系が適用される点に注意が必要です。

 

持ち込み工賃が割高になる理由

多くのカー用品店と同様に、オートバックスでも他店購入品の持ち込み取り付けには、通常よりも高い工賃が設定されています。

これにはいくつかの理由があります。

製品販売利益の有無

店舗で製品を購入した場合、その販売利益があるため取り付け工賃を戦略的に設定できます。持ち込みの場合はその利益がないため、技術提供料としての工賃が純粋に価格へ反映されます。

 

製品保証と責任範囲

持ち込まれた製品自体の品質や動作を店舗側で保証することはできません。

万が一、取り付け後に製品の初期不良や故障が発覚した場合、その原因が「製品自体」にあるのか「取り付け作業」にあるのかの切り分けが難しくなります。

このリスク管理のため、工賃は高めに設定される傾向にあります。

 

適合確認の手間

持ち込まれた製品が、取り付けを希望する車種に問題なく適合するかどうかの確認作業が発生します。

場合によっては、想定外の部品が必要になったり、取り付けに特殊な加工が必要になったりする可能性もあります。

 

持ち込み工賃の目安と注意点

オートバックスの公式サイトでは、持ち込み工賃に関する全国統一の明確な料金表は提示されていません。

料金は各店舗の裁量に委ねられているのが現状です。

 

一般的に、店舗で製品を購入した場合の基本工賃の1.5倍から2倍程度が目安とされています。

【料金シミュレーション例】 前後2カメラタイプのドライブレコーダーを取り付ける場合で比較してみましょう。

表5: 持ち込み工賃の比較シミュレーション(税込)

カメラタイプ店舗購入時の工賃(目安)持ち込み工賃(目安:1.5倍~)差額(目安)
前方1カメラ6,050円~9,075円~+3,025円~
前後2カメラ16,500円~24,750円~+8,250円~
  • 店舗で購入した場合の基本工賃: 16,500円(税込)~
  • 持ち込みの場合の工賃(1.5倍と仮定): 約24,750円(税込)~
  • 持ち込みの場合の工賃(2倍と仮定): 約33,000円(税込)~

この差額を考慮すると、インターネットで本体を数千円安く購入できたとしても、割高な持ち込み工賃を支払うことで、結果的に店舗で製品と取り付けをセットで依頼するよりも総費用が高くついてしまう可能性が十分にあります。

 

持ち込みを検討する際の重要なステップ

持ち込みでの取り付けを検討している場合は、以下の点を必ず実行してください。

表6: 問い合わせ時に伝えるべき情報

確認事項具体的な情報
車両情報メーカー、車種、年式、型式
製品情報メーカー名、型番、カメラタイプ(前方/前後など)
希望作業駐車監視機能の有無など、追加したいオプション
  1. 事前の店舗への問い合わせ: まず、近隣のオートバックス店舗へ直接電話などで連絡を取ります。その際、以下の情報を正確に伝えるとスムーズに見積もりが取れます。
    • 車種、年式、型式
    • 持ち込むドライブレコーダーのメーカー名と型番(例:「コムテック ZDR035」など)
    • カメラのタイプ(前方のみ、前後2カメラ、360度など)
    • 駐車監視機能の取り付け希望の有無
  2. 工賃と作業可否の確認: 上記情報を伝えた上で、「取り付けが可能か」「工賃は総額でいくらになるか」「作業時間の目安」を必ず確認しましょう。製品によっては(特に説明書のない海外製品など)、取り付けを断られるケースもあります。

手間や保証、そしてトータルコストを総合的に判断すると、多くの場合、製品の購入から取り付けまでを店舗に一任する方が、結果的に安心で割安になることが多いと言えるでしょう。

しかし、どうしても取り付けたい特定のモデルがある場合などは、上記の手順を踏んで慎重に計画を進めることが重要です。

 

ドライブレコーダー取り付け工賃イエローハット比較

ドライブレコーダー取り付け工賃イエローハット比較


のいぼうラボ イメージ

ドライブレコーダーの取り付けを検討する際、オートバックスと並んでカー用品業界の二大巨頭であるイエローハットは、有力な比較対象となります。

両社の工賃やサービス内容を多角的に比較することで、ご自身のニーズに最も合った業者選びが可能になります。

 

基本工賃とオプション料金の比較

イエローハットの取り付け工賃も、オートバックスと同様にカメラのタイプや作業内容によって細かく設定されています。

2025年7月時点の各社公式サイトの情報を基に、主要な作業の工賃を比較してみましょう。

表7: オートバックスとイエローハットの主要工賃比較(店舗購入品・税込)

比較項目オートバックスイエローハット
前方1カメラ工賃6,050円~5,500円~
前後2カメラ工賃16,500円~16,500円~
駐車監視(裏取り)工賃5,500円~5,500円~
取り付け保証(特筆すべき独自保証はなし)取付後1年間安心保証
ポイントサービスTポイント(店舗による独自ポイントなど)
持ち込み工賃目安通常の1.5倍~2倍通常の1.5倍~2倍

出典:ピットサービス料金 - オートバックス公式サイト, ピットサービス - イエローハット公式サイト

上記の表から分かるように、基本的な取り付け工賃において両社の間に大きな価格差はありません。

前方1カメラではイエローハットの方がわずかに安価な設定ですが、主流の前後2カメラや駐車監視機能の追加工賃は同額からとなっており、ほぼ横並びの状態です。

 

サービス内容と「持ち込み」における違い

工賃が近いからこそ、サービス内容の違いが選択の決め手となる場合があります。

保証制度

イエローハットには「ドライブレコーダー取付後1年間安心保証」という独自のサービスが存在します。

これは、取り付けが原因で車両に不具合が生じた場合や、製品の電源が入らないといったトラブルに対して保証を提供するものです。

購入後の安心感を重視する方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

 

プライベートブランド製品

イエローハットは比較的安価なプライベートブランドのドライブレコーダーも展開しており、本体価格と取り付け工賃を合わせた総額を抑えたい場合に魅力的な選択肢となります。

 

持ち込み工賃

持ち込み品の取り付け工賃に関しては、イエローハットもオートバックスとほぼ同様の方針です。

店舗で製品を購入した場合の通常工賃の1.5倍から2倍程度が料金の目安とされています。

インターネット通販などで本体を安く手に入れても、割高な持ち込み工賃によって総額では店舗購入と大差なくなる、あるいはかえって高くなる可能性がある点も共通しています。

 

結論:どちらを選ぶべきか

基本的な工賃に大差はないため、以下のポイントを基準に判断するのが良いでしょう。

表8: こんな人におすすめ!店舗選びの判断基準

判断基準オートバックスがおすすめイエローハットがおすすめ
購入後の保証・安心感を重視したい
Tポイントを貯めたい・使いたい
アプリで手軽に予約したい
前方1カメラの基本工賃を少しでも抑えたい
総額で比較してじっくり決めたい
(要見積)

(要見積)
総額の安さを追求するなら

取り付けたい製品と車種を伝え、両方の店舗で見積もりを取って総額を比較するのが最も確実です。

セールやキャンペーンのタイミングも考慮に入れましょう。

 

購入後の安心感を重視するなら

イエローハットの「1年間安心保証」は魅力的な要素です。

取り付け後の万が一のトラブルに備えたい方には、イエローハットが適している可能性があります。

 

利便性やポイントを重視するなら

普段から利用している店舗の場所や、Tポイント(オートバックス)などの提携ポイントサービスの有無、アプリ予約の使いやすさといった、利便性で選ぶのも一つの方法です。

 

最終的には、ご自身の優先順位を明確にした上で、両社の店舗スタッフに直接相談してみることをお勧めします。

 

結論:ドライブレコーダー取り付けオートバックス持ち込み

記事のポイント まとめです

  • ドライブレコーダーは万が一の事故の客観的証拠となる
  • あおり運転の抑止や駐車中の監視にも役立つ
  • 本体価格は機能により1万円前後から5万円以上と幅広い
  • 取り付けには本体価格とは別に工賃が発生する
  • DIYでの取り付けは車両損傷や電気系統トラブルのリスクを伴う
  • 取り付け位置は道路運送車両の保安基準を遵守する必要がある
  • ディーラーでの取り付けは安心感が高いが費用は高額になる傾向
  • オートバックスでの取り付けは製品購入と作業を一度に済ませられる
  • オートバックスの基本工賃は前方カメラで6,050円からが目安
  • 駐車監視機能などのオプションは別途追加料金が必要
  • オートバックスへの持ち込み取り付けは可能だが工賃は割高になる
  • 持ち込み工賃は通常料金の1.5倍から2倍程度が想定される
  • イエローハットも持ち込み工賃は同様に割高な設定
  • 総費用で考えないとネット購入のメリットがなくなる可能性がある
  • 依頼する際は事前に店舗へ持ち込み工賃を確認することが不可欠

 

【参考情報一覧】

/関連記事


ドライブレコーダー取り付け位置の教科書|法的基準と失敗しないコツ
関連記事ドライブレコーダー取り付け位置の教科書|法的基準と失敗しないコツ

  ドライブレコーダーの導入を考えたとき、多くの方が「どこに取り付けるのがベストなのか?」という疑問に直面します。 そもそもドライブレコーダーって何ですか?という基本的な問いから、その取り付 ...

続きを見る


ドライブレコーダーの保存期間|データ消失を防ぐ完全ガイド
関連記事ドライブレコーダーの保存期間|データ消失を防ぐ完全ガイド

  ドライブレコーダーの普及は、私たちのカーライフに大きな安心をもたらしました。 しかしその一方で、録画された映像の保存期間について、正確に理解している方は意外と少ないかもしれません。 そも ...

続きを見る


ドライブレコーダーステッカーは貼るべき?効果や選び方の全知識
関連記事ドライブレコーダーステッカーは貼るべき?効果や選び方の全知識

  ドライブレコーダーの普及に伴い、多くの車で見かけるようになったドライブレコーダーステッカー。 そもそもドライブレコーダーって何ですか?という基本的な疑問から、ドライブレコーダーのステッカ ...

続きを見る

-防犯関連グッズ