運営者情報 / このブログが生まれた場所
はじめまして。
防災・防犯ブログ「のいぼうラボ」を運営している、のいぼう です。
数あるブログの中から、この場所を見つけてくださり、本当にありがとうございます。
このブログは、元々はごく普通の会社員だった私が、ある出来事をきっかけに「備えることの重要性」を痛感し、立ち上げた個人的な記録(ラボ)です。
私が「備え」について発信する理由
私が防災や防犯に真剣に向き合うようになったきっかけは、
災害経験
数年前に経験した、深夜の大きな地震でした。
幸いにも私の地域では大きな被害はありませんでしたが、鳴り響く緊急地震速報、経験したことのない横揺れの中で、私は何もできずにただ立ち尽くすことしかできませんでした。
「もし、もっと大きな揺れが来たら?もし、ライフラインが止まったら?私は、家族を守れるのだろうか…」
その夜、初めて感じた無力感と恐怖が、私の原点です。
身近な人の話
私の親しい友人が、空き巣の被害に遭ったことでした。
「うちは大丈夫」という根拠のない自信があったわけではないけれど、どこか他人事のように感じていた「防犯」。
しかし、友人の悲しむ姿を目の当たりにし、「もし、自分の家族が同じ目に遭ったら…」と想像した時、全身の血の気が引く思いがしました。
日常は、こんなにも簡単にもろく、壊れてしまうものなのだと知りました。
その日から、私は変わりました。
「不安だ」とただ怯えるのではなく、「正しい知識で、未来の不安を一つずつ消していこう」と決意したのです。
防災グッズを片っ端から試し、自治体のハザードマップを読み込み、防犯設備士のテキストを取り寄せては、自宅の弱点を一つずつ潰していく。
まるで実験(Labo)のように、トライ&エラーを繰り返す日々。
その中で、私は二つの大きな壁にぶつかりました。
情報の氾濫
インターネットには玉石混交の情報が溢れ、「本当に信頼できる情報はどれなのか」を見極めるのが非常に困難でした。
情報の専門性
公的機関が出す情報は非常に正確で信頼できる一方、専門用語が多く、私たち一般人には少し分かりにくいと感じる場面も少なくありませんでした。
「きっと、私と同じように感じている人がいるはずだ」 「私が時間と労力をかけて調べ、実践したこの知識や経験が、誰かの役に立つかもしれない」
このブログは、そんな想いから生まれました。
このブログが大切にしていること
このブログを運営するにあたり、私は自分自身にいくつかの約束事を課しています。
それは、読者の皆さんに対する誠実さの証です。
信頼できる情報源を基に発信する
当ブログで発信する情報は、私の個人的な経験則だけに頼るのではなく、必ず首相官邸、気象庁、警察庁、消防庁といった公的機関や、信頼できる研究機関が発表する一次情報を徹底的にリサーチし、その上で掲載しています。
不確かな情報や、いたずらに不安を煽るような発信は一切行いません。
実際に試し、自分の言葉で伝える
防災グッズや防犯アイテムをご紹介する際は、可能な限り自分自身で購入・使用し、その使い勝手やメリット・デメリットを正直にレビューします。
「専門家」としてではなく、皆さんと同じ「一人の生活者」としてのリアルな視点を大切に、難しい専門用語は使わず、分かりやすい言葉で伝えることを心がけています。
「防災」を、特別なことから「日常」へ
「備え」と聞くと、少し大変で、お金がかかるイメージがあるかもしれません。
しかし、本当に大切なのは、高価なグッズを揃えることだけではなく、日常の中にちょっとした工夫や知識を取り入れ、それを継続していくことです。
このブログでは、誰もが今日から気軽に始められる「小さな備え」のアイデアも、たくさん発信していきたいと考えています。
あなたにとって、このブログが「お守り」のような存在であるために
私の目標は、このブログを単なる情報サイトではなく、訪れてくれた皆さんの不安が少しでも和らぎ、前向きな「備え」への一歩を踏み出すきっかけとなる「お守りのような場所」に育てることです。
「地震が来るのが怖い」ではなく、「地震が来ても、うちはこうすれば大丈夫」。
「空き巣が心配」ではなく、「うちはこんな対策をしているから安心」。
このブログを通じて、皆さんがそんな風に感じられるようになるためのお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。
ぜひ、時々この「ラボ(研究所)」に立ち寄ってみてください。
一緒に、未来の不安を「確かな安心」に変えていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
運営者:のいぼう